vol.05 とにかく凄い森精機@
はじめまして駆け出しゴルファー藤岡です。「駆け出し」は70台を2回連続で出すまでは取りません(笑)!担当の「駆け出し王子」こと横山君に早くコラムをと急かされながらも新規立上の機械に手を取られて・・・・言い訳はこのぐらいにしてこの夏に播州釣針組合青年部で行った研修について書いてみようと思います。
研修をお願いしたのは世界の製造業を支える工作機械メーカーの
「株式会社森精機製作所」(6141)
おっさんテレビでおなじみのサンテレビやBS朝日などで放送されている「賢者の選択」という番組に出演された森雅彦社長に一目ぼれして組合会長に工場研修に行くならと森精機をゴリ押し!会長も若い衆(もう34ですが)の意見を聞いてくださりいざ伊賀工場へ!
組合事務局の松岡君の運転は加速、減速が極端で恐怖を感じながらなんとか到着。守衛さんに用件を伝え正面玄関を案内してもらったのですが正門から「Km単位!」です。まずその敷地の広いことデカイこと!受付係さんの案内でミーティングルームへ工場見学の注意事項などを聞いた後にマシニングセンタとNC旋盤の組み立て工場内へ入っていきます。作業エリアと見学通路がしっかりと区切られており整理整頓が行き届いております。後で聞いたのですが森精機ではお客様や我々のような企業研修による工場見学は毎日のようにあり組み立て作業員の方も営業活動の一端を担っているという意識が定着しているとのことです。旋盤の加工ラインを見ながら生産の方式を説明してもらいましたが一般にセル生産方式と呼ばれる方式で1人の作業者が最初から最後まで組み立てるという方式でした。工作機械の組み立てには機械、電気などさまざまな作業が混在するため作業者の多能化が求められます。100%の作業者が全ての組み立て工程を出来るように努力しているとの事でした
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いったん工場を出て次はなにやら厳重なセキュリティーがある部屋へ!そこは設計ルーム!ここでは「24h設計がとまりません」との説明?交代勤務かと思いきや日本で設計して地球の裏側でその部品を解析するのだそうです。現代社会の黒船はインターネットです劇的に社会はスピードアップしています。軽〜く竜馬ブームに乗っかったコメントが出たところで次に目に飛び込んだのは1台のモニタに大きく表示されている96.5%の数字!説明によるとこの数字はサービスマンやお客様から依頼されたメンテナンス部品の当日出荷率だそうです。1台の機械にあれだけ多種の部品がくっついてたのに・・・・しかも業務提携先の機械の部品も・・・10年以上前のモデルの部品も・・・・・・・・・・・・・・
私どものお客様から「ちったぁ〜見習え!」と八百万のお叱りを受けそうになってまいりましたところでまだまだ「すげ〜」「なるほど」と感心しきりのレポート次回につづいてまいります。
写真は総務課 浅井庸利氏 右 と 取締役副社長 水口博氏 左 |